学会誌に論文を発表しました。
2026/03/20
1.学会誌に論文を発表しました。
論文が掲載されるには、教授などの査読委員が審査して合格したら掲載されます。
一般的には日本では大学人も含む数人で発表するのですが今回は私一人でしました。そのせいか何回も書き直しや質問を受けたりしたので、最初は大学人が入っていないための嫌がらせかと思いましたが、臨床系教授だけど臨床が全く分かっていないためだと思うようになりました。
米国の教授とこのことについて話したのですがなかなか信じてもらえませんでした。
2.論文には英文でAbstract(要約)を載せるのですが、書式が海外の論文の書式と異なっているために、私は国際的な論文の書式で提出したのですがある程度は認めてくれたのですが、一部分はどうしても認めてもらえませんでした。
国際的な英論文の書式にしないのならば、英文のAbstractを掲載する意味がわかりません。
欧米の友人に論文のコピーを求められているのですが言い訳をしながら渡しています、恥ずかしい限りです。
3.最初の症例は根の先端2ミリが直角に曲がっていて、そこにリーマーという針のようなたいへん細い手用器具が折れて食い込んでいるために、骨が溶け歯茎が腫れていたためにマイクロスコープ(顕微鏡)と超音波器具を使って取り出しその後、根管(根の中)をきれいにして根充(根の中を詰める)したことによって歯茎の腫れが治り溶けた骨も再生されました。
最近では破折リーマーの除去はしばしば海外の学会では発表されるのですがこの場所にこのように食い込んでいるリーマーを除去するのは危険すぎ不可能と思われているので、私が発表するとだいたいスタンディングオベーションになります。
4.二番目の症例は、患者さんは右上の歯の痛みを訴えていたのですが診断したところ、確かに患者さんの訴える歯の以前受けた根の治療は不完全で根の周りは慢性炎症があったのですが、訴える症状は歯からくるものではなく歯につながる神経の元に問題があると思い、最終的に脳神経外科で小さな脳腫瘍が認められ、手術を受けて全く後遺症もなくその後、傷口が治癒したので歯の根の治療をおこないました。
担当脳神経外科医によればこの小さいサイズで発見されるのはまずないのでかなり見識の高い歯医者に会い幸運だったそうです。
たいていは歯の治療を繰り返して、痛みは治療の術後痛ということになり脳腫瘍がわかるころには大きくなってもう手術では取れなくなるか、術後かなりの後遺症に悩まされます。
診断の重要性を感じた症例でした。
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